調理道具

【おたま(お玉杓子、レードル)の選び方】用途に合わせて2~3種あると便利

おたまの紹介記事イメージ写真

汁物には必須のおたま(レードル)ですが、1本はないと困ります。

ところで、おたまといえばどんなものですか?その想像したお玉、素材はなんですか?どんな形をしていますか?いつのまにか進化しているおたま界、今やあれこれ便利な商品もありますので、使ってみた感想とあわせて紹介していきますね。

1本だけ持つならオールステンレス製

おたまの素材には、ステンレス、アルミ、シリコン、木などがあります。形状は、丸い形のもの、楕円のもの、先が細くなって注ぎやすくなっているものなど。

大きさも大中小。実は柄の長さも違い、柄の先がは引っ掛けられるように、フックか穴があいているか、引っかけるための金具がついています。

と、さまざまな種類がありますが、1本だけ持つなら断然、柄までオールステンレスのおたまがおすすめ。とくに、柄の部分とおたまの部分が一体型になっているものが良いです。

参考:貝印 お玉 大

柄の部分は、写真のタイプだと穴が開いているので、壁などにフックがついていれば引っ掛けられるようになっています。

参考:ののじ お玉フック付き80cc

このタイプだと、換気扇の縁など、くぼんだ場所があれば引っ掛けることができます。購入時に意外と見落としがちですのでチェックしましょう。(※なお、換気扇の縁などは100円ショップのS字フックなどを使うと、穴あきタイプでも引っ掛けることができます)

なぜオールステンレス製が良いの?

まず、ステンレスだとカレーなどの臭いがつきやすい料理をした時でも、おたまに色・においが移りません。シリコン製だと一発でカレーの臭いと色がつきます。もちろんカレー専用にするなら良いでしょうが、たとえば和食の出汁をとるのとカレーを作るのが同じシリコンのおたまだと、出汁がくさくなってしまいます(経験談)。

おたまは鍋で使うことがありますが、ガスコンロの場合、柄が樹脂や木製だと火で溶けたり焦げたりしてしまうことがあります。柄が木や樹脂だと、熱くならないのでは?と思いますが、鍋に突っ込んだまま調理していれば熱くなって持てません。洗うときにも、柄の部分が木だとカビや汚れが心配ですし、切り替えがあるタイプのものだと切替部分がキレイに洗えておらず汚れが溜まってしまいがちです。

オールステンレスの柄まで一体型だとサッと洗えて、臭いも色もうつらず、シンプルで飽きもこないため一生使える道具になりますよ。ただし、手持ちのお鍋やフライパンがフッ素加工されているものならステンのおたまだと傷がついてしまいます。その場合は、樹脂製をおすすめします。

樹脂製を買うなら便利なもの、遊び心のあるものを消耗品と割り切って

シリコン製は、軽くてやわらかく、デザイン性の高いものが多いです。飾っておいたり、子供が使うにはぴったりです。また、フッ素・テフロン加工の鍋やフライパンにステンレスのおたまでは傷つきが心配ですが、シリコン製なら心配ご無用ですね。耐熱温度がたかく、炒め物もOKというおたまもあります。

難点は、色とにおいがうつりやすいこと。うつりにくいものもありますが、カレーなどはすぐにうつります。ある程度消耗品と割り切って買うと良いのではないでしょうか。

参考:マーナ トライアングリップ シリコーンお玉

たとえば写真のマーナのおたま。マーナはデザインもよく、使いやすく工夫した調理道具で有名なメーカーですが、おたまにも工夫がみられます。スープなどが盛り付けやすいよう、注ぎ口がついています。また耐熱温度が高いため、炒め者もOK。色移りしてもわかりにくい黒系の色なのも良いですね。

参考:ネッシー おたま

このように、自立するタイプのものも樹脂製おたまではよく見かけます。写真のものは幻の恐竜ネッシーを模した、かわいらしいおたまです。(※ちなみにこのネッシーおたま、おかあさんネッシーで穴あきおたまもあるんですよ、笑)

できればステンと樹脂2種類あると便利です

まとめると、1本だけならステン製がおすすめ。でも鍋がフッ素・テフロン加工のものであれば樹脂製のおたまじゃないと傷がついてしまうので、その場合は樹脂製。ただしカレーや臭いの強いもの専用のおたまと、そうでないものの2本に分けたほうが安心です。

お菓子作りで生地を型に流し入れたり、ホットケーキを焼いたりするときにも使うおたまです。自分が何に一番おたまを使うか考えて、素材や形状を決めましょう。

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